プリンティングソリューションのOKIデータ(社長:杉本晴重、本社:東京都港区)は、このたび、タイのドットプリンタ用印字ヘッドの生産拠点であるOki Precision (Thailand) Co.,Ltd(社長:黒沢興治、本社:タイ ランプーン県、以下 OPNT)の空調設備の省エネ対策を実施し、消費電力775MWhと330トンのCO2削減に成功しました。これにより2007年度は、2006年度と比較して年間724万円の電気料金削減に成功しました。
弊社はタイのチェンマイにおいて、ドットプリンタの印字ヘッドとモータの生産を行なっています。OPNTは1996年に設立され、年間200万台のプリンタヘッドとモータを生産し世界各国へ出荷しています。ドットプリンタの印字ヘッドとモータは、微小部品で構成された精密機器で、組み立てには、指先の器用さと高い集中力、そして熟練した高度な技術が必要です。
OPNTでは2006年度にCO2換算で1,768トンにあたる年間4,210MWhの電力を使用しており、その大部分は空調に使用しています。OPNTで製造している精密機器には、材料の錆や腐食を防ぐために常時湿度60%以下の環境維持が必要です。高温で多湿の日が多いタイで低湿度環境を維持しながら使用電力を削減するためには、現状よりさらに効率的な空調管理システムの導入が必要でした。
07年4月にOPNTでは、空調設備全体に新空調コントロールシステムを導入しました。従来のシステムでは、冷房とヒータを同時に操作して、結露を防ぎながら湿度と温度をコントロールしていました。新システムでは、除湿性能を高めて雨季を除き冷房だけ操作するシステムを構築し、ヒータに必要だった電力削減を実現しました。
またOPNTでは用紙削減にも積極的に取り組み、1枚の紙に複数ページ分のデータを印字するマルチページプリントや、社内資料の提出先削減、各部署ごとの業務を細かく分析し使用枚数制限などを実施しました。このほか、2007年5月に始まった官公庁のIT化促進による提出書類の電子化などが追い風となり、2006年度と比較して2007年度では15%にあたる年間72,000枚の用紙削減に成功しました。このほか水使用量も年間22%削減を実現しており、今後も、さらなる環境負荷低減をすすめていきます。
――― この件に関する報道機関からのお問い合わせ先 ―――
OKIデータ 広報部 電話:03-5445-6164
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