プリンティングソリューションの株式会社沖データ(社長:前野幹彦、本社:東京都港区)は、このたび主力商品のひとつであるドットインパクトプリンタにおいて、特定有害物質としてRoHS(注)で使用が禁止されている鉛や六価クロムなどを含まない、環境にやさしい生産体制の構築を海外も含めたすべての生産拠点で完了し、今月から始まる新商品生産より順次切り替えを進めます。
弊社では、プリンタ事業を展開する上での環境配慮の重要性を充分認識し、商品に使用している鉛はんだや六価クロムメッキ鋼板を2006年3月末までに全廃することを目標に、有害物質を含まない生産体制の構築を進めてきました。このたび、ドットインパクトプリンタにおいて、タイ、中国の海外生産拠点も含めて全世界で、特定有害物質としてRoHSで使用が禁止されている鉛や六価クロムなどを使わない生産に全面切り替える体制構築を完了したものです。
弊社のドットインパクトプリンタは、世界120の国と地域で販売されており、2005年度には年間65万台の生産を計画しています。今回の生産体制切り替えが完了することにより、年間で約13トンの鉛と約8キログラムの六価クロム使用量削減が見込まれます。
切り替えにあたっては、世界各地の厳しい使用条件に適合するために試作・評価を繰り返し行い、選択した数種類の材料に対して品質、性能、海外における調達性はもちろんのこと、接合性、安定性、作業性等各種を慎重に確認しました。また、従来の鉛の入ったはんだに比べ高度な技術が要求される専門性の高い鉛フリーはんだ付け技能を習得するため、沖電気グループで推進している「鉛フリーはんだ付け技能資格認定制度」を、海外拠点にも導入し従業員のスキルアップを図りました。
今後は、生産量が急増しているLEDプリンタについても、クロム・鉛などの環境影響物質の撤廃に取り組み、環境汚染物質の抑制を推進していきます。
【用語解説】
注:RoHS
Restriction of the Use of Certain Hazardous Substances in Electrical and Electronic Equipment
(EU指令「電気電子機器の中の特定有害物質の使用制限指令」)。電気電子機器を対象として、2006年7月1日以降にEU加盟国で発売する製品への6化学物質の使用を禁止しています。対象となる6化学物質は、鉛、六価クロム、カドミウム、水銀、2種類の特定臭素系難燃剤(PBB、PBDE)です。
――― この件に関するお問い合わせ先 ―――
株式会社 沖データ 広報部 電話:03-5445-6164
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